行って良かった所

草間彌生展 国立新美術館 7

投稿日:2017年3月31日 更新日:


「わが永遠の魂」深読み

さてここからは、「わが永遠の魂」作品群についてのマダムの深読み、ね。

とにかく、自由で無邪気な絵が多かった。何にも知らない人が見たら、幼児の描いた絵かと思うかもしれません。幼児の描く絵というのはおもしろいものです。21世紀の今の3歳児や4歳児の描く絵もおもしろいけれど、300年前の幼児の絵も、1000年前の幼児の絵も、同じようにおもしろいことでしょう。そして、その「おもしろさ」の内容というか質というものは、さほど変わっていないことでしょう。1000年前の幼児の絵より、今の幼児の絵の方が進化している、みたいなことは、あんまり無いと思います。また、世界中、どこの幼児の絵も、やはり同じようにおもしろいと思います。

つまり、幼児の絵というのは、永遠で普遍的ということなの。何百年も、そこいらへんの紙やら土の上やらに描き散らされる幼児の絵は、美術史という枠とは無関係に、ずっと変わらぬおもしろさを繰り返しているわけ。永遠に古くならない無邪気さをふんだんに保ってね。

で、この「わが永遠の魂」の作品群は、とうとうそこにたどり着いちゃったのかな、と感じたのでした。これらの作品は、現実には美術史的に語られるのでしょうが、その本質は、もはや美術史からは外れた永遠の世界、ピーターパンの世界に入ってしまったのかもしれません。ていうことは、草間彌生さんの魂も、もうその永遠不滅の世界、ピーターパンの世界にいるんでしょうね。

だから「わが永遠の魂」なのかしら・・・なぁんて、こりゃ深読みでしたわね、ほほほ。

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