行って良かった所

草間彌生展 国立新美術館 6

投稿日:2017年3月31日 更新日:


「わが永遠の魂」の部屋

全部の展示室を鑑賞し終えると、なんと最初の「わが永遠の魂」連作が飾られている部屋にもどるのです!これはおもしろかったです!この展覧会場自体が、無限に反復される草間彌生の世界になっているのですものね!思わず「やられた・・・」という感じで、笑ってしまいました。

帰る人は、出口から普通に出られますし、もう一度入口から入ることもできるようになっているのです。私はもう一度観たくて、迷わず入口から再入場しました。でも、混雑が激しいと、難しいかもしれませんね。

さて、今一度「わが永遠の魂」の部屋に立って、作品群を見回してみると、最初に見た時とは違う印象を持つ自分を感じます。最初に見た時は、ただ単に「わぁ! すごいカラフル!」とか「なんか、すごいパワーを感じるなぁ。」みたいな感じでした。が、彼女の作品を年代順に見たあと、再びこれらの新しい作品群を見ると、もっと純粋にその明るさやパワーを感じるのです。自分の「表現」だけを頼りに世の中に打って出て、熱狂的に認められたり、受け入れられなかったりを経験しつつ、病気と常に隣り合わせのような状態で、ひたすら作品を生み続けた草間彌生という芸術家が、今この2017年に到達した心境が、この「わが永遠の魂」なのだと思うのです。

おっそろしく無邪気で明るくて自由な絵。おもしろくて楽しくて、思わず笑っちゃうような踊っちゃうような絵。プリミティブで素朴な絵。「なぁんだ、難しく深刻に考えること無いんだ。喜んで楽しんで、人生これでいいんだ」と思わせてくれるような世界を感じました。だから、この部屋に立っているだけで、なにかこう、自分の縛りがほどけて安心するような、嬉しい気分になることができました。「このところ、自分には元気が足りないな・・・」と思う方は、是非行ってみるとよいかと思います。

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