行って良かった所

草間彌生展 国立新美術館 2

投稿日:2017年3月26日 更新日:


ところが、ここ数年で、やっと私たちの方が、草間彌生とその作品に追いついてきた。それが、この展覧会の盛りあがりようなんだと思います。

私は、会期が始まって割にすぐに、まだメディアで取り上げられないうちに、そして平日の午前中に行ったのですよ。今ならまだ混んでいないだろうと思って。ところが、もう乃木坂駅から人がいっぱい。チケット売り場も会場内もかなりの混雑で、グッズ売り場なんて会場の外まで溢れる大行列でした。時間的に、女性が多かったですが、その女性の年齢層も、実に幅広かったのです。決して、現代アートを楽しむ若い人ばかりではなかったのです。むしろ、中高年の女性の方が多かったかもしれません。私を含め、多くの女性がクサマの作品の中に「何か」を求めてやって来たのだと感じました。

個々の作品解説みたいなものは、専門の方にお任せすることとして、ここではマダムの感じたことをそのまま書きますね。

会場に入るまで、私は草間彌生の作品について、あまり見たことがなかったこともあり、よくわからないというか、好きでも嫌いでもありませんでした。でも、せっかく来たのだからと、入口の草間彌生さんからのメッセージを読んでいるうちに、あろうことか、涙がこぼれて溢れてきてしまいました。「ああ、そういうことか。」と思った。

とにかく、もう命懸けで芸術作品を創ってきました、と。自分が、苦しくてもう死んでしまいたいと思った時でも、芸術作品を創ることで、自分は生きてくることができました、と。だから、たくさんの人が私の作品を見て、元気になってくれたらいい、そのために、私はこれからも全力で芸術作品を創り続けます、というようなことが、彼女の言葉で書かれていました。そして最後には「前衛芸術家 草間彌生」と書かれていました。私は、芸術と共に誇り高く生きる魂を目の当たりにした気分で、激しく心が揺さぶられ、思わず涙してしまいました。

けっこう長文だし、入口の混雑する場所で大変かもしれませんが、是非これを読んで会場にお入りになることを、マダムはお勧めいたします。

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